コペル書評

読んだ本の感想をメモ。ときどき映画も。

ボーン・アイデンティティー | 何も考えずに楽しめる

映画「ボーン・アイデンティティ」を観たので感想をメモ。

記憶をなくした男が、自分の正体を求めて手がかりを追う物語。

 

 サスペンス・アクション映画として純粋に面白い。

アクション映画を観たい気分のときに、面倒なことを何も考えずにただ楽しめる。

アクションのテンポがいい

建物内の逃走、格闘、カーアクション、ガンアクションなど、あらゆるアクションが出てくる。

どれもハラハラしながら楽しめて、間延びがない。

ハリウッドのアクションはやっぱりすごい。

プロットもいい

記憶喪失になった主人公が、記憶を取り戻そうとするのが、映画の筋になる。

誰にとってもアイデンティティーは切実なので、「自分の正体を求める主人公」には感情移入しやすい。

実をいえば、映画のしょっぱなからCIAが出てきて、主人公の正体はすぐに予想がつく。

アクションものなんだから、無駄に謎を引っ張る必要がない。観客を無駄に迷わせないのがいい。

男は顔じゃない

主演はマット・デイモン

けっしてハンサムではないが、人気のある俳優さん。私もハリウッドの中で特に好きな俳優さんの一人だ。

ハリソンフォードと同じ系統かな。「人生は厳しい」という苦渋に満ちた表情が似合う。