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コペル書評

読んだ本の感想をメモ。

熟年売春 | 悲惨さというより、たくましさを感じる

40歳前後(アラフォー)の女性が、なぜ売春をするのか。 この本は、多くの売春婦、風俗嬢、ピンクコンパニオンたちにインタビューしながら、その実像に迫っている。 熟年売春 アラフォー女子の貧困の現実 (ナックルズ選書) 作者: 中村淳彦 出版社/メーカー…

孫正義社長に学んだ「10倍速」目標達成術 | 納得するしかない

2016年最後の書評。 いわゆる自己啓発書だけど、実例が孫社長とソフトバンクなので、とにかく面白かった。 秘書・社長室長としてソフトバンクの孫社長を間近で見ていた著者が、孫社長から学んだ目標達成の戦略を紹介する。 孫正義社長に学んだ「10倍速」…

株は1年に2回だけ売買する人がいちばん儲かる | 貧乏人は投資に時間を使うな

趣味的な株式投資を10年ぶりにはじめました。お金はないので、ほんの些細な金額です。 株は昔やっていたので、一通りの知識はあるつもりだけど、何か参考になる本はないかと探してみました。 株は1年に2回だけ売買する人がいちばん儲かる 作者: 伊藤智洋 …

ウソはバレる | ポジショニングが通用しない時代

本書の副題は「定説が通用しない時代の新しいマーケティング戦略」。ネット時代になってから、過去のマーケティング戦略が通用しなくなったことを解説している。 ウソはバレる―――「定説」が通用しない時代の新しいマーケティング 作者: イタマール・サイモン…

電子書籍を無名でも100万部売る方法 | 王道ネットマーケティングの実例

Amazonの電子書籍出版(KDP)が盛り上がっている。しかし、実際に出版してみると、まったく売れない。本書の「無名でも100万部売る方法」というそそるタイトルに惹きつけられる。 電子書籍を無名でも100万部売る方法 作者: ジョン・ロック 出版社/メー…

引き寄せの法則 | この説得力の正体は何か

「引き寄せの法則」はネットの至るところで見かける言葉である。その原点となったのが本書。ベストセラー「ザ・シークレット」の元ネタ本でもある。 ふと思い立ってこの本を買ってみた。 引き寄せの法則 エイブラハムとの対話 (引き寄せの法則シリーズ) 作者…

東大を卒業した僕がパチンコ屋に就職した理由 | 珍しくない就職先

東大をはじめ有名大学を卒業した若者たちが、なぜパチンコ屋に就職したのか。6人のインタビューを交えて、就職後の日々を紹介した本。 ちなみに、就職先のパチンコ屋は大手パチンコチェーンなので、大企業なみの待遇かも知れない。 東大を卒業した僕がパチ…

ある日突然40億円の借金を背負う―それでも人生はなんとかなる。|映画化希望

父親の急死によって事業をつぐことになり、決算書を見たら40億の借金。どん底の中でぎりぎり踏みとどまって、見事復活した男の記録。 ある日突然40億円の借金を背負う――それでも人生はなんとかなる。 作者: 湯澤剛 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 201…

マンガで読む名作「どん底」 | 不安と無気力と気晴らし

文学・古典を漫画化したシリーズといえば「まんがで読破」が有名だけど、最近になって「マンガで読む名作」もよく見かける。 「マンガで読む名作」シリーズは、タイトル数こそ少ないけど、漫画のクオリティがめちゃくちゃ高い。 今回読んだのは、以下の作品…

石田徹也全作品集 | 現代の閉塞感がびんびん伝わる

石田徹也という画家を最近知った。 一度見たら忘れられない強烈な印象を残す画家。 絵を見た瞬間に「石田徹也」という名前が浮かぶほど、個性的なスタイルを確立している。 彼は若くして他界している。踏切事故ということだが、作風からして自殺ではないかと…

日本残酷物語 | 私が知っている日本はほんの一部だった

民俗学者の宮本常一に最近はまっている。著書を探しているうちに辿り着いたのがこのシリーズ。 貧しさ、悲惨さ、犯罪。そういった日本の暗黒面を真正面から書いている。日本を理解するうえで欠かせない貴重な記録。 日本残酷物語〈1〉貧しき人々のむれ (平凡…

できる研究者の論文生産術 | 大量に書くには決まった時間に書くしかない

どうすれば文章を大量に書けるか。多くの人がこのことに悩んでいると思う。ブログのような趣味はもちろんのこと、仕事でも「書く」機会は無数にあるから。 そんな疑問に真正面から答えている本を紹介します。 できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん…

すぐやる人は、うまくいく。| 軽めの文体が心地よい

すぐやる人は、うまくいく。: 最速で、チャンスをつかむ習慣 作者: 中谷彰宏 出版社/メーカー: 学研パブリッシング 発売日: 2013/09/17 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る エア先輩 著者の中谷彰宏氏は、過去に900冊以上の本を出版して…

スマホでアップルに負けてるマイクロソフトの業績が絶好調な件 | 実は赤字だけど頑張ってる

スマホでアップルに負けてるマイクロソフトの業績が絶好調な件 作者: 山口健太 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス 発売日: 2015/03/12 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 2015年7月29日にWindows10の…

人生を思い通りに変える51の質問 | 人生の分かれ道が理解できる

人生を思い通りに変える51の質問 作者: 谷原誠 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング) 発売日: 2010/03/26 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 6回 この商品を含むブログ (7件) を見る 質問というのは、「人に強制的に考えさせ、答えを…

エッセンシャル思考 | 本質目標を追いましょう

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする 作者: グレッグ・マキューン,高橋璃子 出版社/メーカー: かんき出版 発売日: 2014/11/19 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (12件) を見る 仕事を断れない人が読む本 著者がこの本を…

ヤフオクで稼ぐための42手法 | ヤフオクは副業に最適かも知れない

ヤフオクで稼ぐための42手法: 仕入先と利益のカラクリ 作者: 恵比寿二郎 発売日: 2015/04/29 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 最近はキンドルで本を買うことが多い。この本もキンドルブックだけど、なかなか役に立った。 こうやって売れば…

「幸せをお金で買う」5つの授業 | 一読すれば、「もっと金が欲しい」という発想が消える。

「幸せをお金で買う」5つの授業 ―HAPPY MONEY 作者: エリザベス・ダン,マイケル・ノートン,古川奈々子 出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版 発売日: 2014/02/22 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 本書のテーマは、お金の使い方…

「フォロワー」のための競争戦略| パクリ戦略が抜けている

リーダーやニッチャーでなくても勝ち残る 「フォロワー」のための競争戦略 作者: 手塚貞治 出版社/メーカー: 日本実業出版社 発売日: 2014/06/26 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 「 リーダー、ニッチャー、フォロワー」という…

なぜ7割のエントリーシートは、読まずに捨てられるのか? |当たり前の現実がなぜわからないのか

なぜ7割のエントリーシートは、読まずに捨てられるのか?―人気企業の「手口」を知れば、就活の悩みは9割なくなる 作者: 海老原嗣生 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2015/01/16 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 就活をしたのはず…

世紀の相場師ジェシー・リバモア | この虚しさは何だろう

世紀の相場師ジェシー・リバモア (海外シリーズ) 作者: リチャードスミッテン,Richard Smitten,藤本直 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2001/06 メディア: 単行本 購入: 10人 クリック: 69回 この商品を含むブログ (17件) を見る 20世紀の米国で、もっ…

商人道のススメ | 武士道への憧れがひっくり返る

商人道ノスヽメ 作者: 松尾匡 出版社/メーカー: 藤原書店 発売日: 2009/06/23 メディア: 単行本 購入: 4人 クリック: 34回 この商品を含むブログ (11件) を見る サッカー日本代表は「サムライブルー」、野球の日本代表は「サムライJAPAN」。こういったネーミ…

ウェブで一発当てる方法 | 1サイトの広告収入で大儲けは無理

ウェブで一発当てる方法―スマッシュコンテンツ成功の法則 作者: 面白法人カヤック 出版社/メーカー: ワークスコーポレーション 発売日: 2008/12 メディア: 単行本 購入: 7人 クリック: 132回 この商品を含むブログ (10件) を見る WEBデザイン会社のカヤッ…

或阿呆の一生(まんがで読破)|死に至る芥川の軌跡

或阿呆の一生 (まんがで読破) 作者: 芥川龍之介,バラエティアートワークス 出版社/メーカー: イースト・プレス 発売日: 2009/11/30 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 5回 この商品を含むブログ (2件) を見る 「或阿呆の一生」は芥川龍之介の短編。その原…

タオを生きる | あるがままに生きるとは思考を信じないこと

タオを生きる---あるがままを受け入れる81の言葉 作者: バイロン・ケイティ,スティーヴン・ミッチェル,ティム・マクリーン,高岡よし子 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2014/09/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 著者のケイティは欧…

リーン・スタートアップ | 本書を読まずに起業してはいけない

リーン・スタートアップ 作者: エリック・リース,伊藤穣一(MITメディアラボ所長),井口耕二 出版社/メーカー: 日経BP社 発売日: 2012/04/12 メディア: 単行本 購入: 24人 クリック: 360回 この商品を含むブログ (92件) を見る 起業の世界ではとても有名な本。…

長生きしたければ、運動はやめなさい!

長生きしたければ、運動はやめなさい! 作者: 佐藤青児 出版社/メーカー: 池田書店 発売日: 2015/01/10 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 健康を保つためには運動が必要というのが常識。本書は、あえて逆のことをタイトルで主張しているので目を…

地球は「行動の星」だから、動かないと何も始まらないんだよ。

地球は「行動の星」だから、動かないと何も始まらないんだよ。 作者: 斎藤一人 出版社/メーカー: サンマーク出版 発売日: 2015/01/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 著者の斉藤一人さんを知らない人も多いだろうから、簡単に紹介したい。 健…

21世紀の資本 | 読まなくていいかも

21世紀の資本 作者: トマ・ピケティ,山形浩生,守岡桜,森本正史 出版社/メーカー: みすず書房 発売日: 2014/12/09 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (42件) を見る 話題の本なので書店で立ち読み。 結論:経済学の院生でもなければ、読む必要なし。 非…

「こうやって売ればいいんだよ! 」

「こうやって売ればいいんだよ! 」 (DO BOOKS) 作者: 竹原賢治 出版社/メーカー: 同文舘出版 発売日: 2015/01/09 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 店舗販売のテクニック本。「圧倒的な販売技術」という宣伝ほどの内容ではない…

孫正義の参謀: ソフトバンク社長室長3000日

著者は嶋聡(しま さとし)さんという方で、衆議院議員からソフトバンクの社長室室長になった人。 ソフトバンクの参謀として、ボーダフォン買収、光の道論争、再生エネルギー事業、米スプリント買収に立ち会ってきたそうです。 経営にもっとも近い「中の人」の…

織田信長のマネー革命 武田知弘

人それぞれ「織田信長」のイメージはもっていると思う。 私の場合は「短期間で勢力を広げた軍事的天才。だけど、かなり冷酷な面もあった。」というもの。 この本を読んで「もしかしたら、過小評価していたかな」と思った。 本書は織田信長の経済政策に注目し…

自分探しと楽しさについて 森博嗣

小説家の森博嗣によるエッセイ。 「自由をつくる自在に生きる」と同様に、素朴に思うところを書いている。 どうすれば自分が見つかるのか、楽しい人生を送れるか、というテーマだが、もちろん万人向けの答えはない。ただし、考えを深めるヒントが散りばめら…

戦前の生活: 大日本帝国の”リアルな生活誌” 武田知弘

よく言われることですが、日本では70年ほど前の太平洋戦争によって断絶が起きています。 敗戦後のGHQ占領によって、社会が激変したからでしょう。また、戦時下のあり方が無意味にタブー視されているのも理由でしょうか。 とにかく、戦前と戦後で歴史が…

名前のない女たち最終章~セックスと自殺のあいだで 中村 淳彦

AV女優の実像に迫るノンフィクション。インタビューを通して、カラダを売る女性たちの人生を垣間見る。 まじめなノンフィクションなので、性的に煽る要素はなく、抑えた筆致で女性たちに迫っています。 評価の高いシリーズですが、本書は最終章だけあって…

本当は怖い昭和30年代 ~ALWAYS地獄の三丁目~ 鉄人社

何年か前に、「ALWAYS三丁目の夕日」という映画があって、昭和30年代をノスタルジックに描いていました。ちょっとした30年代ブームでしたね。 実際の30年代はこんな時代だった、というのが本書。 タイトルでわかるように、現実の30年代がどれほど酷…

始める力 石田 淳

タイトルに偽りなし。「始めることの価値」を高らかに謳いあげている。 続けようとか、結果を出そうとか、そういう余計なことを考えるのはやめよう。とにかく、興味をもったことを始めてみよう。そう誘っています。 1日5分を1年続ければ、30時間以上や…

自由をつくる自在に生きる 森博嗣

「スカイ・クロラ」などで知られる人気作家のエッセイ。 難しい言葉を使わず、素朴に考察を重ねていくスタイル。好感がもてます。 本書は、「人生の目的は自由」という命題からはじまって、いかに自由に生きられるかについて考えます。 全体的に「支配からの…

幸福の計算式 ニック・ポータヴィー

幸福をどう理解するかについて、実に示唆に富む本です。 人々の直感に反するような内容が実に多い。 本書の中には、幸福感という「主観的なテーマも計算できる」という点を説明した部分が多いけど、それ以外の部分が面白かった。 周囲の人との比較で幸福感が…

本の読み方が変わったこと。読書録は続かなかったこと。

コペル書評の記念すべき最初の記事。 このブログは、読んだ本の感想を記事にしていきます。 本はだいたい月に30冊くらい読みます。 じっくり読むのは、3、4冊くらい。 それ以外は、1時間以内で軽く目を通すだけです。 主役は本ではなかった 学生時代は…